ariyoshitatsuhiro’s blog

有吉達宏 思考

表現の自由と戦争についての僕の考えと中島智先生のコメント

自国の国民が殺害されたから攻め込むという戦争理由は、自分の家族が殺されたからそいつの家族を殺すというのと同じだと気がつき驚いた。 国と個人の違いは多分リアリティーの有る無しだろう。 国、となるとどこかで意識が分断される。 また、国家は犯罪予備…

外膜 レヴィ=ストロース『野生の思考』読み途中

本を読んでいると文章を書きたくなる。 画家が織物の織り方を新たに発明しないのはどうしてだろう。 それはまず見たもに対して底が知れないという実感が前提としてあるからだろう。 また、実際の糸を用いて編んだ方が簡単に発見に繋がるからだろう。糸の手触…

中割り

中割りを舐めてて泣きたい気持ちの男がここにいるよ。。 できあがったカットがかっこよくなることを夢見て作業を進めるしかない。 思えば手数を入れて、それをちゃんと動かす動画を描くのはこれが初めてかもしれない。 初めてかもしれないということはできあ…

光と黒

ふとこの絵に黒を強く入れたら光感が増したことと、光の中心部にウネウネを描いたら活き活きしてきたことが気になった。

いいマインド

いい動画になりそうなときほど、その先に進めるのがこわくなる。失敗しそうで。 解決策は、いいマインドをつくること。 それと、勢いでやっちまうこと。 いいマインドは例えば人の前で踊るとき、どこか意識が閉じ込められている気がしてそれを壊した後のとき…

性根

作画で手を描いているので予備校時代を思い出した。 僕は予備校デザイン科で2浪してます。 絵描きになりたかったのに、その勇気無くいろいろできるデザイン科。 大抵のことはできたが、そこからデザインでは伸びなかった。 それには安全策を選んだことも関係…

機械

もうちょっと明るく撮れると思ったが、 フィルム写真は空気を読まないようで。 でも空気感は感じる。 瑞々しい。

ヒント

制作の合間に妻木先生の絵を見てる。 何かヒントをもらえるようで、全くもらえないようで。 締め切りに追われているが、落ち着きます。

見たくないもの

何か人の考えをわかると思うとき、その時点での解に安住する後ろめたさが浮かぶ。 わかったのなら、わからなくなるまでその人の思想を辿るべきではないだろうか。 現状のわかるに安住することは、下手な料理をつくって、地面に落とすようなものではないだろ…

時間

妻木先生の作品を見返した。 渚にて、で撮らせていただいた写真も。 作品画像はwebに載っているものから拝借。 ゆっくりとした時間が流れている。 ゆったりとは違うような。 アニメーションは時間芸術だけど、アニメーションでも絵でも、時間をえがけるとい…

隔たり

並置すると隔たりなどないようで。 葉の群が自分の中にもあるように思えてきます。

無と有、有機性

無に有が生まれる。その有は無を内包している。有とは何か。有の感触は熱源に思える。それは音楽の幸福な感触にも似る。無とは立体的で空間的な間のように思える。モンスターは陰に潜む。偽りの場所。

休憩がてら自画像

所要時間5分くらい。

写メ。

UFO、血液

フラッシュがUFOに見える。 偶然撮れたもの。 作品のアイディアも飛来するものだが、そこに縁はあるのかもしれない。 コードを見ると何か感じるものがある。 僕の、もしくは誰かの血液が流れている可能性はないだろうか。 ものに潜在するものは身体性を帯び…

パーソナル

故・山崎博を思い出した。 セルフポートレイトを見るとき、多くの場合その人の心情に身を重ねる気持ちなく、ただ写真として見ていたなと思った。 パーソナルなものは当人と鑑賞者には大きな隔たりもある。 影に魅入る。 影の世界に何かうごめいているようで…

必然性

必然性は後からわかる。

世界は広い

世界は広い、考えうること、知れることはその一部でしかない。だが作品はその範疇に無いように思える。 世界は広いが一人の人、動物、植物、バクテリアも世界を内部に有しているように思える。 芸術がアガメラレルのはそれが人の等身、あるいはそれ以上だか…

解明しようとしてもわからんのです。 意思では開けない。 母親の写真を見ると胸をこじ開けられます。 強すぎて直視できない。 仕事に戻ります。

母親は描く気になれない。 なんだかイメージが甘ったるくて。 写真を見て伝わってくるこの想いは何だろう。 人物のイメージが背景に湿潤している。 それは僕のフレーミングする意識も関係しているだろうが。 前投稿の父親の絵を描いているとき、絵の持つ人物…

父親を描こうとした。 途中絵としての人物像が表れる。 そこから少し父親に寄せた。 父親の一面は想起された。 途中表れた像を整形する意図はないけれど、父親をないがしろにするわけにもいかず。 仕事に戻ります。

思ったこと

妻木良三先生に前に、自分がいいと思うものをつくるのが前提にある。でも人がいいと思う気持ちも大事かも、というようなことを言っていただいた。(要約です) 妻木先生は南方熊楠の南方曼荼羅にビビッときたとどこかで書いておられましたが、たしか南方曼荼…

作業の進みが遅い

作業の進みが遅いのは複雑になって思った以上に手間がかかっているというのが大きい。 自分でやってる。 やるしかない。 線の膨らみ、動きに、特有の思考回路のようなものがある。 段々それが掴めてきた。 もう少し速くなるはず。 頼まれ仕事というのは悪い…

思うこと

森友学園問題は発覚してもしなくても政府にとっては良かったのではないだろうか。証拠を潰せば潰すほど国民にマウントできる。不正選挙は当たり前になされているという見方が自分の中で強まる。 国民と政府は既にアレな状態なのか?諸外国が日本国民に手をア…

父親を想って描いた。 身近な存在もわからぬもの。 ちょっと若くなった。 近づける努力が不足しているかも。 立って描いたら気持ちよかった。 ある程度の絵は描ける。 いつだってその先が見たい。 もっともっと

海を想って描いた。 描いてるうちにできてくる構想に、別の構想が重なってくる。 モチーフをイメージで描いていると、できてくる絵のリアリティーに途中から何描いてるのかわからなくなる。 本当は部屋を飛び出ていくらでも描きたい。 本当は人を見ながら描…

線がうごめく。 動く。 これはあちらから来たものだ。 木の幹に赤と白の花が咲く。 面。 中心をほのおが囲む。 中心は見えない。 核のようなもの朧げに向こうに見える。 歌が聴こえるとしたら自分とは点で繋がるのみだろう。何を伝えることもなく、ただ聴こ…